仕事をしていると必ずと言っていいほど、耳にするのが「人間関係の悩み」です。人間関係が悪いと、いくら労働時間が短く、給料が多かったとしても、なかなか仕事を続けていくのは難しかったりしますよね。場合によっては転職を考えることにもつながることかと思います。
しかしながら、人間関係は自分で構築するものであり、勝手に出来上がるものではありません。少し言葉は強いかもしれませんが、人間関係は自分を映す鏡であるということを肝に銘じてください。
同僚のひとりに、周囲のメンバーが業務に協力的ではなく、仕事が思うように進まないことをひたすら愚痴ってくる人がいます。僕はなぜそんな状況なのかその同僚を注意深く観察しました。
その結果、本当に人間関係を悪くする典型のようなふるまいをしていると気づきました。
そこで今回は、その同僚を反面教師として、人間関係を円満に保つ方法7選をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
1. まずは与えてみる
人間はなにか施してくれる相手に対して、基本的に好意・好感をもちます。
なので、まずは与えることを意識してみてください。
上記でご紹介した同僚は、私が商談案件を紹介しても基本的に感謝することもなければ、案件を返してくれることもありません。
ともすれば、あれこれ聞いてこられるため私自身が業務に使用できる時間だけが消費されていきます。おそらく、他の人に対しても同様のことをしているのだと思います。
このようなことをしていては、大抵の場合距離をおきたくなります。ひとの時間を奪うような行動は絶対にやめましょう。相手から施しを受けた場合は、必ず「ありがとうございます。」など感謝の言葉を述べるようにしてください。そうすれば、相手もあなたに好意的になってくれるはずです。
2. 話す3割、聴く7割
これも非常に重要です。自分の自慢話や、近況ばかり話してしまう人がいますが、これはやめてください。人間はみな自分の話をしたい生き物です。ただ、この気持ちにあまりにも素直になりすぎるのはよくありません。ぐっとこらえて相手の話を聞くようにしましょう。
聴き方のコツとしては、
①あいづちをうつ
②質問をして相手の話を深ぼる
③相手の話の内容をまとめて、「○○ということなんですね!」と返す
④相手の喜怒哀楽のテンションに合わせる
こういった聴き方をすることで、あなたと話していてとても心地よいと相手は感じてくれるようになるはずです。
3. 相手に興味をもつ
先ほどの内容と少しかぶりますが、興味をもってくれていると感じてもらえるかも非常に重要です。
対面の場合、まず相手とアイコンタクトをしっかりするようにしましょう。また、積極的に質問を返すことにより、相手は自分に興味を持ってくれているのだと感じるようになります。
仕事上でしかかかわらない相手だったとしても、休日の過ごし方や趣味など、聞けるようであれば聞いてみてください。
プライベートな部分を少し話して聴いてみるだけでも随分と相手から親近感を持ってもらえるようになります。
4. レスポンスは早く返す
メールや電話のレスポンスを早くするだけでも相手から好印象を持ってもらえるようになります。業務で連絡が遅いひとは知らず知らずのうちに相手からの評価を落としていることを肝に銘じてください。
基本的に即レスできることは即レスしましょう。すぐに回答できないことに関しては、いつ頃に回答できるかを相手に伝えるようにしてください。
そうすることで、あなたの信頼度は格段に向上します。同じ連絡内容を送る、伝えるのに、早いか遅いかだけで雲泥の差がでてきます。
どうせ業務量が変化しないのであれば、早くやるだけで相手からの評価が上るのであればそれをやらない手はありません。
5. ネガティブは封印
ネガティブな言葉は相手を不快にします。ストレス発散のために愚痴を言うのは誰でも経験はあるかと思いますが、人間関係を良好に保ちたいのであれば今日からそれはやめましょう。
ネガティブな相手とあなたは関わりたいと思うでしょうか?できるなら、いつも明るくポジティブな人と関わりたい人が大半ではないでしょうか。
また、ネガティブな人の特徴として、「自分は悪くない、相手が悪いからこうなった」と考える人が多いように思います。そのような考え方をもつひとと関わった場合に起こりうることとして、「責任をなすりつけられるリスク」があります。
私はこうしたリスクがあると判断したひととは極力距離を保つようにしています。
ネガティブ思考を捨て、できる限り相手によい影響をあたえられる思考をみにつけることが、人間関係を良好にする秘訣となります。
6. メンタルとお金に余裕をもつ
精神的に追い込まれたり、金銭的な余裕がなくなると、人間は自分のことしか考えられなくなってしまいます。なぜなら、自分のことで精いっぱいで他人のことなど二の次になってしまうからです。
日ごろから運動や趣味でストレス発散してください。また、長時間労働もストレスの要因のひとつとなるので、残業もしないに越したことはありません。なかなか難しいかと思いますが、前回書いた記事を参照いただければ、多少の残業も短くできるようになるはずです。
残業が短くなれば、お金の使いかたを見直したりすることにも時間をつかえるようになります。僕自身、家計簿をつけ、投資をしたり、お小遣い稼ぎのためにいろんな情報を収集して実践しています。
こうしたことは時間がなければ実践することはできません。
少し脱線してしまいましたが、メンタルとお金に余裕をもつことで相手のことを考える余裕ができます。
以上、「人間関係を円満に保つ方法6選」でした。今回はやや攻撃的な記事となってしまいました。申し訳ございません。ただ、少しでも参考になった点があれば、ぜひいいねいただけますと幸いです。
今後の連載のモチベーションになりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。いいねくださった方の記事もぜひ読ませていただきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。